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町田ゼルビア 0-0 アルビレックス新潟 戦略で勝るも好機を逃す (2018 第20節)

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フォトギャラリー:明治安田生命J2リーグ第20節『AQUA RESORTマッチデー』vsアルビレックス新潟 | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

2018 J2第20節。町田ゼルビア×アルビレックス新潟の試合はスコアレスドローでした。すごーく勝ちたかった試合でした。予想通り押し込むことが出来てゼルビアの時間帯にゴールを決められるかがポイントでしたがノーゴール。悔しいですがこれがゼルビア。仕方ないとしか言いようが無いですな〜。悔しい!

第20節はこんな記事も書いています。良かったらご覧ください。

1.トピック 2.分析メモ マッチレビュー

アンカー配置のアルビレックス

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4-4-2のゼルビアですが、藤井がスタメンかもと言う情報はありましたが、まさか大谷が欠場とは思いませんでした。藤井と深津のCBコンビ以外はゼルビアのスタメンは前節と変わらずです。チョン・ハンチョルが初のベンチ入り。またロメロもサブメンバーに入り古巣対決に闘志を燃やしています。新潟サポさんから暖かい拍手をもらっていました。

一方のアルビレックスはサポーターでも布陣の予想が立てにくいスタメン発表でしたが、蓋を開けてみると4-1-4-1で187cmの柳育崇をアンカーに配置してきました。普段4-4-2のアルビレックスがアンカーシステムを採用した狙いが攻撃あるいは守備を重視したものなのかちょっと分からなかったので鈴木監督のコメントを引用します。

町田はダイレクトに速いサッカーでどんどん前にボールを入れてきます。その中で柳をアンカーのような位置に置いて、長いボールをはね返すことが狙いの一つ。また、あの位置に柳を入れることで最終ラインは背後へのボールに集中することができます。それが大きな目的でした。カウンターの形を何回か作られましたが、はね返すことに関しては柳も90分間、しっかりとやってくれたと思っています

J2リーグ第20節 | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

なるほど。ゼルビアのロングボール対応でしたか。まあゼルビアから見れば相手FWが1人少ないのラッキーだし、コンパクトにお付き合いしてもらえばアンカーなのかボランチ2枚なのかわけわかめになるからお好きになさいと言った感じでしょうね。

さて今節も杉森考起や新潟にいる元所属選手たちを応援しようと名古屋から多くのグラサポさんが駆けつけてくれました。お越しいただき本当にありがとうございます🙇‍♂️いや本当に熱い方々です。

さてさてこの試合はゼルビア後援会が町田60ミッションで660名の方を無料招待する面白い企画をやってスタジアムを盛り上げていました。膝上60ミリのスカートを着用した熱きおじさんゼルビスタはお目にかかれませんでしたが、筋トレでチケットをゲットする猛者もいたそうで楽しむことができました。

ふふふ。

さてさてさてアルビレックスの鈴木監督は昨年まで日体大で指導し、それもあってか日体大の方々も観戦に訪れていました。福井にとっては恩師との対戦。後輩の前で悪い所は見せられません。

さてさてさてさてゼルビア戦のDAZNの解説がアン・ヨンハさんなそうで、僕の通った大学からJリーガーになった選手でしたので思い入れがあり嬉しかったです。

前置き長く書いてしまったので美人のあんさんをご覧下さい。

さてさてさてさてさてこの試合はサッカーガチ実況芸人の平畠さん、声優の阪口大助さん(新潟サポらしい)らも野津田にお越しいただいたみたいですね。もうお祭り気分ですわ(^^♪ 実物の平畠さんはお目にかかれませんでしたがフォトギャラリーに掲載されていました。

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フォトギャラリー:明治安田生命J2リーグ第20節『AQUA RESORTマッチデー』vsアルビレックス新潟 | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

平畠さんイケメンやなw

さてさてさてさてさてさて…。いやもう無いわ!

この日は早めに家を出たので天皇杯のチケット買えば良いものを忘れてて先行分は売り切れ。スタジアムで読もうと思っていた「モダンサッカーの教科書」も家に忘れてしまう。湿気吸収役から解放されたはずの僕のタオルマフラーは不本意ながらチャリ漕いだワイの汗を拭き取るタオル役に徹します。それぞれの期待と思惑が入り混じり緊張のリーグ初対戦が始まりました。

アルビレックスの怪しい実力

まず確認するべきはアルビレックスが攻撃と守備でどの様に横幅を使ってくるのかです。やはり攻撃時はワイドに、そして守備時はコンパクトにしたい意図は感じます。

しかし流れの中でビルドアップする時間はゼルビアが与えません。なので前半のアルビレックスはターレスおなしゃす!か、ゴールキックで揺さぶる、あるいはスローインから逆サイドに展開して前進するなどの攻撃しか出来ません。ゼルビアからすれば封じ込めに成功したと言えるでしょう。

特にアルビレックスはセカンドボールを回収する設計が不足しておりゼルビアが保持または奪取する場面が多かったです。選手もその様なコメントをしていましたね。

たまにはワイの分析も良い点突くね( ͡° ͜ʖ ͡°)

鈴木監督はまず守備ラインの裏を突かれないことを最優先に考えFWを減らしてアンカーを配置しましたがどうだったのでしょうね?アンカーの位置で数的優位となっていましたか?そうは見えませんでしたね。ではどこに数的優位を生み出そうとしたかと言うと、

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逆サイド。場合によっては2人。

ふっふっふ。逆サイドのスペースはお好きにご利用なさってください。我々はその様な狙いのチームにはいつも問いかけているのですよ。「そこにボールは出せるのか?」と。アルビレックスは一度ボールをサイドに運ぶと次の一手は前に運ぶだけしかできません。アンカー柳は攻撃の起点としては不十分です。こちらの2トップが挟めば何もできません。その場合はCBが頑張る必要がありますがビルドアップ能力が無いためサイドチェンジを行うチャンスが作れません。従ってゼルビアからすればアルビレックスの攻撃は逆サイドの選手とCBが空気であり、他の6人をこちらの10人で抑えれば良いのです。圧倒的数的優位!

ゼルビアの攻撃的なプレッシングとセカンドボール回収の巧みさ、そしてスライド対応に、アルビレックスは前半ほとんどなす術無しに見えました。ゼルビアはいつも通りの展開でアルビレックスを押し込みつつセットプレーからゴールを狙います。しかし岐阜戦の様に自分たちでゴールを奪うことが出来ません。相馬監督は言いました。

前半は自分たちのリズムで相手陣地に押し込んでゲームを進めることができました。ただ、やはり押し込んでしまうと、最後の場面で少し破き切るのが難しかったことが、前半はそのままのスコアでいってしまった要因だと思います。

J2リーグ第20節 | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

ゼルビアのサッカースタイルは相手を押し込むのが特徴の一つとなっています。しかし質の面で最後の仕事が上手くいきませんでした。前半のカウンターのチャンスは孝司は左足で無理矢理シュートするならパスして欲しかったなぁ。後半早々のチャンスでも滑ってしまうなどコンディションに少し不安を感じます。

ロングボールとカウンターの応酬

さて強度が落ちる後半ですが、セットプレーでしばし休めているから最初から飛ばすぜ!珍しく後半開始から平戸投入したし頼む!とか思っていましたが、アルビレックスがどうなったかと言うと息を吹き返して後半勝負の様相となりました。

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3トップ気味で臨んできた新潟さんもゼルビアの如くロングボール作戦。前半は跳ね返せていましたが、ボールを入れ方を変えてきたらしく藤井を始め守備陣が対応に苦戦。そしてターゲットマンのターレスはフリックでこちらの守備ラインの裏にボールを送り陣取り合戦は五分五分の状況になります。間延びすれば当然カウンターの応酬となります。

昨年ならゼルビアの負けパターンに陥る流れですが、平戸のプレースキックは期待できます。55分、CK後の再クロスに合わせた下坂のヘディングは八塚さんがニャーと言った様に聞こえるのはさておいて実に惜しかったです。

更には今年はSHの活きが良い。と言うか後半も逆サイドの選手がどこにいるんじゃー!とツッコミを入れたくなる程ボールサイドに来るクレイジーっぷり。

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ゴールキック。孝司が競って平戸が拾います。赤丸の杉森に注目。

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ワイドに開いた裕希さんにパスが出た時点で既にダイアゴナルラン

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裕希さん一度中央へ戻して新潟の守備陣を狭めて孝司から杉森へ。ビッグチャンス!

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ニャー💦💦💦

よく走っていたのですがね。やはり疲れが精度を奪いますね。その後もゼルビア戦士は懸命に走り、どちらかと言えばゼルビアの方がチャンスが多かったのですがゴールは遠くそのままドローでした。

勝つチャンスはあった 自信に繋げよう

引き分けに終わったのは悔しいですが、アルビレックス相手にあそこまで出来たのはチームにとって自信となったことでしょう。そしてゼルビアの押し込んだ時の攻撃設計を洗練するきっかけのゲームになれば良いなと思いました。

対するアルビレックスはJ2魔境にハマりそうな感じがしないでもありません。真の実力はこんなものではないでしょう。もう一つギアを上げてもらって、次もビッグスワンで良いゲームをしましょう!

選手・スタッフの皆さん。ファン・サポーターの皆さん。今節もお疲れ様でした。引き続きアビスパ戦のマッチレビューを書きますので気長にお待ちくだされ。今回はここまで。それでは⭐️

 

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