TanaLifeの町田ゼルビアブログ

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試合の雰囲気は最高! 町田ゼルビアがドローに持ち込めた理由を探る vs湘南ベルマーレ (2017 第12節)

(←プレビューへ) 非常に孤立していた。ゼルビアの事ではなくドット画Tシャツの僕の事だ…。僕以外に着ているゼルビスタはいたのだろうか…。これではスタジアムで「ドット画TのTanaLife」の異名をいただくことになってしまう…(涙)はてなブログでは「轟く唯一無二のTanaLife」の称号を得たのにッ!

前半はゼルビア優勢

…とてもスリリングなゲームだった。GW第3戦をホームで行う町田ゼルビア湘南ベルマーレとの激しい戦いの末、0-0の引き分けで幕を閉じた。勝てるチャンスもあったし、負けてもおかしくない様な内容だった。

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戦前の予想通りベルマーレは3-4-2-1の布陣を敷く。しかし4バックにはそこまで凄くないのではと言う予想通りなのか、ゼルビアの4-4-2に苦戦していた。いくつか善戦できたポイントを見つけてみたいと思う。

ゼルビアはとにかく前半はゴールが無い事以外は(それが肝心なのだが)上出来な試合運びだった。サイドは完全に支配していた。ベルマーレのWBは守備に追われ攻撃参加を封じた。ゼルビアが高いラインで守備し、2シャドーも上手くパス、ドリブルを仕掛けられない。FWジネイには仕事をさせなかった。マグや怜大が高さで競り勝ち、スルーパスを通されそうになるもオフサイドトラップで防いだ。

ゼルビアが優位だったポイント

ゼルビアの生命線であるセカンドボールの保持に成功したのが大きい。はね返りを拾えたり、相手ボールになってもハイプレスで奪うことができた。また髙原のゴールキックを戸島がことごとく競り勝って高いラインがキープできたことも要因だろう。ベルマーレのようなパスワークを武器にするチームはサイドに戸島がいたら確かに嫌であろう。

ベルマーレは前半から選手を変えて3-4-1-2にして打開を試みたが、全く脅威を感じなかった。結果的には前半終了近くの裕希のシュートを決められなかった事が勝てなかったポイントとなるが秋元陽太は良いGKだ。正面のシュートは入らないだろう。ゼルビアは後半はスタミナが切れる。セカンドボールが拾えなくなり、次第にベルマーレが息を吹き返し反撃を試みる。

後半 シキーニョ投入で流れが変わる

ゼルビアはヤザー→吉濱、吉田眞紀人→重松といった攻撃のカードを切り攻め続けようとする。後半30分過ぎにベルマーレはシキーニョを投入する。データは無い。初出場の模様。終了間際からはシキーニョショーを見せられた。スピードもあるしクロスの精度も良い。なんだこの左SHは!怪我でもしていたのか!?ゼルビアは右サイドが空き始めて幾度とクロスを放り込まれ、あわや失点の場面もバーに助けられた。ベルマーレも連戦の疲れがあったのだろう。そしてスコアレスドロー

後半はCKのチャンスも多少あったのだがベルマーレの守備を崩せなかった。僕のタオルマフラーはイケイケで踊り狂ったのだが残念だ!84分に戸島→平戸となったのだが、重松がFWにずれるのではなく、吉濱が入ったのは少し気になった。僕が重松推しだからであろうか。しかしベルマーレ相手であったこと、今までと違い守りきれたことを考えると引き分けは悪くない。自信にして次に臨んで良いのではないだろうか。

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公式サイトより

良いゲームだった!ゼルビスタは2012年の悪夢を払拭して良いし、アウェイで決着をつけると考えても良い。最後に、ビッグフラッグやコレオを始め、ベルマーレの反響を利用した歓声、負けじと叫び続けるゼルビスタ。非常に良い雰囲気の中、各自思い思いにゲームを楽しめた。これこそ観戦の醍醐味なのである。またこのようなゲームにめぐり逢いたい。お互いのサポーターに敬意を表する。以上「ドット画TのTanaLife」でした。