勝負を決めるのは町田ゼルビアのカットインか?愛媛FCの推進力か? (2017 第17節プレビュー)
J2第17節。6/4(日)16時に行われるホーム町田ゼルビアの対戦相手は愛媛FCです。
まずは今週のトピックから。
今週のトピック 裕大おめでとう!
メディアは先週に続いて加藤恒平の話題を取り上げてくれています。日本代表のユニフォームを着て試合に出場できるのか楽しみですね。
さてそんな中ゼルビア戦士の井上裕大選手に明るい話題が2つ。5/30に28歳となる誕生日を迎え、更に翌日に第二子となるお子様が5/15に誕生したことが発表されました。おめでとうございます!
サッカー人生最大のゴールを期待!
井上裕大 2017 選手データ | Football LAB ~サッカーをデータで楽しむ~
裕大は大分トリニータユースからトップ昇格した実力者であり、大分や長崎で活躍した後2016年にゼルビアに加入。センターとサイドどちらもこなすMFです。キャプテンシーを兼ね備えており、今年からはゼルビアの選手会長も務めています。より一層責任感を持ちプレーしてくれることでしょう!試合後のパフォーマンスにも期待ですね!
その他、背中裾スポンサーに寺田電気製作所さんが加わったようです。購入した2017ユニに追加のロゴ加工が可能な様なので、お持ちのユニフォームを最新仕様にするのはいかがでしょうか。
ちなみに僕のタオルマフラーは最新仕様に買い換えさせまいと鉄壁の耐久性を見せつけています。
愛媛戦は玉川大学マッチデーでもあります。気になるアイスやはちみつなど食べてみようかな?
愛媛FCの推進力はオシムサッカーなのか?
対戦相手の愛媛FCは今年から監督が変わりました。昨年まで秋田を指揮していた間瀬秀一で、ジェフ時代のオシム氏の通訳をしていた方です。オシム語録の生みの親とも言えます。
システムは昨年同様に3-4-2-1を引き継いで、更に間瀬監督の哲学を加えている最中だと思われます。フォーメーション予想図です。
選手は前節のスタメンです
愛媛の特徴は、まず攻撃回数は少ないものの確実にゴールを奪うことにあります。
ドリブルの推進力、サイドから中央への展開、スルーや浮き玉のパスなど意外性のある攻撃を絡めるのが上手い様で、相手の守備を崩してゴールを狙います。
ゼルビアにとっては最近3-4-2-1の相手が多くて、今までと同じく一進一退の攻防戦が続くと予想されます。フリースペースからの駆け上がりを防ぐようにゲームをコントロールする必要があります。愛媛は攻撃時に3-2-5のような布陣になったり、チャンスならばボランチがオシムサッカーの如くリスクを負って攻めてくるので要注意です。守備をサボるようだとあっさりと勝機が逃げていくでしょう。
その他の愛媛FCの特徴
データとしてはCKが少ないようです。その割には得点力があります。このことからもサイド勝負というよりかは中央を意識した攻撃をしてくると予想されます。
愛媛FC 2017シーズンサマリー | Football LAB ~サッカーをデータで楽しむ~
また間瀬監督がフィジカル面でも管理体制を整えているらしく、最後まで戦いを挑んでくるスタミナも持ち合わせている様です。
メンバーは固まりつつもトップは不定
スタメンについては核となる選手が固定されてきてますが、FWはやや決まっていないようです。
数字はスタメン出場回数です
間瀬監督1年目のシーズンと言うこともあるので色々と試しているのでしょう。
要注意選手は好調の河原やボランチの小島でしょうか。注目したいのはGKパク・ソンスとDF林堂です。この2選手が最後の砦となり、愛媛ホームでは高い勝率を誇るチームになりつつあります。
ゼルビアは横からの攻撃を絡めれば勝機アリ
ホームで無類の強さを見せ、進化しつつある愛媛FCですが、アウェイは1勝のみと大きく負け越しています。アウェイでもそれなりに得点しますが、失点平均が2.1と多いです。
ハイライト動画を見たところサイドからのカットインに弱い傾向があると思いました(まあ日本のチームは大抵弱いですが)。セットプレーの守備も弱い様です。なのでヤザーや吉濱が高い位置で起点となり、裕大がサッカー人生で最も印象に残るゴールを決めてくれるのではないでしょうか。でついでの戸島とトドメに裕希のゴールで完璧です!
ゼルビアのゴールランキング上位5名 (6/1時点)
ゼルビアは3バックの相手に勝ちきれない印象がありますが、負けてもいないのですね(2勝4分1敗)。スタミナ切れを克服してホームでの勝利を掴みとりたいです!そのため我々は懸命に応援するのみ!さあ愛媛戦に勝利して連勝と参りましょう!! (続く→)