TanaLifeの町田ゼルビアブログ

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10戦無敗のサンガ相手に最も必要なのは勇気 町田ゼルビアvs京都サンガ (2017 第18節プレビュー)

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互いの闘将がチームを奮い立たせる(両公式サイトより)

J2第18節。6/11(日)15時に行われる町田ゼルビアの対戦相手はアウェイ京都サンガです。
まずは今週のトピックから。

サンガ戦に備え気持ちを切り替える

ホームでの愛媛戦で悔しい負け方をした町田ゼルビアですが、ハンジェのコメント動画を見ると課題と良い点をしっかり分析して気持ちを切り替えた様です。

気持ちを切り替えるのは難しいと思いますが、プロは引きずっていられない訳で、こういう時にキャプテンがドシッと構えているからこそゼルビアは大崩れしないのだと思います。僕のタオルマフラーも(洗濯され)キレイさっぱり気持ちを切り替えたようです。

また昨日の日本代表シリア戦は残念ながら加藤恒平選手の出場はありませんでしたが、ゼルビスタに向け応援の感謝のコメントを送ってくれました。

加藤選手のひたむきな努力は我々も勇気をもらっています。ありがとう!これからも応援します!

サンガのスタート失敗と変化

対戦相手となる京都サンガですが、監督は今年から布部陽功が指揮をとります。主にレイソルでコーチ経験を重ね、トップの監督は今年が初めてとなります。布部サンガは開幕7戦で勝ち点4と最悪なスタートを迎えました。3-4-2-1への変更により守備バランスが乱れたのでしょうか。

しかし第8節の愛媛戦の闘莉王ハットトリック勝利して以降、FWとして起用し、現在まで10戦負け無しと巻き返してきました。DFW闘莉王の再降臨です。更に新規加入のベルギー人FWケヴィン・オリスがフィットしてきて超絶タフなツートップが誕生しました。布陣も昨年の4-4-2に戻しました。ゼルビアにも同じ布陣で挑んでくるでしょう。

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選手は前節のスタメンです

DFW闘莉王の相乗効果と対策

闘莉王が前線にいることで、相手守備陣が高さを恐れラインが後ろに下がります。それが影響してサンガの若い中盤の選手が躍動し始めており良い効果をもたらしています。名古屋から加入した小屋松が積極的にシュートを狙い得点を重ねています。岩崎もU-20代表の悔しさをバネに見返そうとするはずです。

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3-4-2-1 → 4-4-2 で攻撃陣のスタメンに変化が表れ始めた

ゼルビアは強力ツートップに対しても勇気を持って高いラインを保つことが重要です。相手FWはスピードが無いため、低い位置でプレーさせれば機能を封じこめると思います。また、岩崎や小屋松など若いサイドハーフオフサイドトラップ返しをしっかり抑えられるか、守備陣のタフでクレバーな闘いが勝敗のカギを握るでしょう。

石櫃のロングスローも含め、強力なセットプレーを減らすゲームコントロールができるか注目しましょう。

ゼルビアは勇気を持ちサイドから切り崩せ!

一方でサンガの守備は立ち直ったとは言えない様です。無失点のゲームも有りますが大体失点するゲームが多いです。失点20の内、ロストパターンはセットプレーとクロスからを合わせると7割で、サイドからの攻撃が弱点と思われます。高い位置でボールを奪い、サイドから崩せば十分に勝機があります。単純にクロスを上げるのではなく、ドリブルで相手の守備を剥がす攻めができるか注目しましょう。

京都サンガF.C. 2017シーズンサマリー | Football LAB ~サッカーをデータで楽しむ~

サンガはゼルビアからすると豊富な資金力、選手層を抱えるクラブで難しいゲームになることは間違いないでしょう。攻守に渡り勇気あるプレーをしなければ一気にやられてしまいます。さらに当日は悪天候らしいです。しかしゼルビア戦士ならやってくれるはず。我々は精一杯応援するのみ!アビスパ戦の様に恵の雨となることを期待し、さあまずは1勝しましょう!! (続く→)