TanaLifeの町田ゼルビアブログ

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捲土重来 湘南戦は町田ゼルビアに勝機有り! vs湘南ベルマーレ (2017 第12節プレビュー)

暑い。この前ようやく春が来たと思ったのにプレーパフォーマンスが落ちるのではないかと思う位に暑い。過酷なGW3戦目がやって来る。町田ゼルビアはホームで湘南ベルマーレを迎える。ゼルビスタにとってベルマーレとの対戦は捲土重来であり血気立つゲームとなるだろう。

2012年、JFL行きの引導を渡されたのがベルマーレである。雨の中の最終節。ベルマーレはJ1昇格を、ゼルビアはJ2残留をかけたゲームだった。僕は試合開始にやや遅れて開始早々ベルマーレ先制の歓声をスタジアムの外で聞いて敗北を悟った。僕のタオルマフラーもこの敗北を未だに忘れていない。この方の記事を見て当時を思い出したゼルビスタは多いはずだ。皆あの敗北を覚えており、リベンジを果たしたいと願っている。その後3年してゼルビアはようやくJ2に戻って来た。

お互いあの時ピッチに立っていた選手はほぼいない。もしかしたら選手よりフロントやゼルビスタの方が雪辱に燃えているかもしれない。どうかゼルビア戦士に我々の思いが伝わって、激しい戦いに挑む事を願う。

ベルマーレは日本を代表する選手を育ては抜かれ、チーム力を保てず降格してきた。監督は2012年から変わらず曺貴裁。システム的にも以前と同じ3-4-2-1で絶えず前へと攻めてくるスタイルを確立している。戦術はJ1レベルであり、なぜ降格したか疑問符が付くほど良いサッカーを魅せる。自ら湘南スタイルと呼び、MFがどんどん前へと押し寄せる。WBは守備陣の背後からペナルティエリア内に入り込み一発を狙う。クロスをFWジネイがピンポイントで合わせてゴールを奪う。

守備の要アンドレ・バイアはベテランだがフェイエノールトで活躍した世界クラスのDFだ。絶好調の菊地俊介には最大限の注意が必要だ。ボランチにも関わらずチームトップの5ゴールを挙げている。つまりセットプレーで脅威となるのだ。ベルマーレとの戦いは走力戦と肉弾戦に打ち勝たなくてはならない。ゼルビアの守備陣に注目しよう。中でも松本怜大とマグが鍵を握る。怜大のクロスの精度が向上しておりSBとして様になってきた。攻守に渡り相当なハードワークが求められるが頑張って欲しい。マグはゼルビアの弱点であるセットプレーの守りを改善してくれるはずだ。

かなりの得点力を持つベルマーレだが、得点パターンのほぼ半分はセットプレーである。高さはマグを中心に、その他サインプレーは全員集中して阻止してほしい。もう半分は様々な崩しパターンで得点をしているが、データこそ少ないが実は4バック相手にはそこそこの成績である。更にベルマーレもセットプレーの守りは弱い。つまり4バックかつセットプレーでの得点が武器であるゼルビアには倒せるチャンスがあるのだ!我々はCKでタオルマフラーを全力で回しゼルビア戦士を鼓舞しよう。

2012年は初めてJ2に昇格したシーズンでゼルビアが浮き足立ち自滅したと言うのが正しい意見だろうがベルマーレには特別な感情を抱かずにはいられない。臥薪嘗胆。あれから5年近い月日が経った。メンバーもだいぶ変わりJ2に相応しい戦力はあるはずだ。ベルマーレよ我々は帰って来た!走力戦、肉弾戦ともに十分戦える!さあ今回こそベルマーレ勝利し、目指すは連勝だ!! (続く→)