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町田ゼルビア 2-1 京都サンガ 蒼き原石 (2018 第25節)

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フォトギャラリー:明治安田生命J2リーグ第25節vs京都サンガF.C. | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

2018 J2第25節。町田ゼルビア×今日サンガの試合は2-1でゼルビアがなんとか勝利することができました!

何度も言っていますが、夏のゲームはどうしてもコンディションが整わないので内容よりも結果が大事です。昨年は雨のサンガ戦で大黒に身をもってその教訓を叩き込まれましたが、今年はリベンジすることが出来ました。僕のタオルマフラーも、そのゼルビアの成長ぶりにご満悦でした。途中で降る雨に対してはタオル役に徹するポリバレントな才能も発揮しました。

ブログの方はシーズンを折り返したため総評を書きすすめており今回もプレビューはお休みさせてもらいました。サンガ戦を振り返りたい方は、前回対戦時の記事をご覧ください。

1.トピック マッチレビュー

庄司に自由を与えるな!

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4-4-2のゼルビア。連戦を配慮して少しだけローテーションを採用します。まずCBは藤井と大谷のコンビにしました。そして前節のウォームアップ中に負傷した戸高がやはり今節も欠場となり、左SHには土居を起用してきました。杉森がスタメンと予想していましたがリザーブにも入っていません。どうやら前節のツエーゲン戦で負傷した模様。軽傷であってほしいです。またドリアンは今節も入っておらず、攻撃の選手が控えに不在で試合に臨むことになりました。

サンガはボスコ体制になっても調子が上がらず多くの選手補強を敢行中。布陣は4-1-2-3。ベガルタから庄司をレンタル加入し既に前節からボランチとしてスタメン出場しています。また我々と敵対する運命なのか庄司よ…。ゼルビアは庄司にロングボール1発でチャンスを作られてしまう展開を抑えつつサンガを押し込む形を作ることがポイントでした。

強いチームに素晴らしい分析家は惹きつけられる。行きのバスにてベガルタ仙台の分析ブログを書いている「ジャメイケ」のスタンド使い りゅうさんと邂逅。

り「はじめまして!」

た「平戸に祈ったら雨雲それたわw」

り「www」

りゅうさんはレンタルした庄司のチェックだけでなくゼルビアも追ってくださるナイスなスタンド使い。ゼルビアの横圧縮や平戸への祈りを堪能されたご様子。来ていただきありがとうございます。またちょくちょくお越しくだされ(^ ^)

祈りは通じましたが雨雲は立ち込めており、いつ降ってもおかしくない天気の中で試合はキックオフしました。

チャンスを掴め!土居柊太!

キックオフ直後からお互いの特徴が垣間見える展開です。ゼルビアはいつも通り横圧縮でボールサイドを厚くし素早く攻める形。サンガはGKも含めた後方でのビルドアップとサイドチェンジもしくはレンゾ・ロペスのポストプレーからスピードのあるWGを活かす形です。まずサンガにチャンスが生まれますが、岩崎のクロスは下坂が対応し、小屋松の2度の突破はおっくん、藤井がカットします。

その後の展開でした。右サイドから裏を狙ったゼルビアの攻撃はサンガに跳ね返されますが、それで得たスローインでサンガは守備の甘さを露呈します。

そしてゼルビア最初のCKからぽん太が見事な初ゴール!サンガの連携ミスを見逃しませんでした。

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祈りは道を切り開く。全町田よ 平戸に祈れ。

SHに負傷者が多い中で、おそらくトレーニングで良い動きをしているぽん太がチャンスを掴んでいます。ハードワークに耐える身体能力と汎用的なスキル、そして戦術への適応力が特徴の便利屋さんになりそうな気がします。磨いた分だけ輝くであろう蒼き原石。その名はぽん太!ゼルビアの将来を担うためにも引き続き頑張ってほしいですね。

サンガにダメージを与える意味で立ち上がりの先制弾の意味は大きかったと思います。そして平戸はキックに一層自信を持ったことでしょう。もはや私はお祈りおじさん。14分の直接のFKはゴールは認められなかったもののそれは美しい軌道でした。あのFKを正面から見れたゼルビスタは僕一人!( +・`ー・´)

サンガはアイソレーションにより逆サイドでフリーの状況を作りますが、20分まではゼルビアが封殺。ゼルビアの強度が落ち始める30分前後からサイドチェンジを出せる様になりますが、庄司を介さないケースが多く精度に欠きます。時折放たれる庄司のロングボールの質だけは次元が違うだけに勿体無い。その状況を改善するため40分前後からサンガのOH(ハーフスペースに位置しIH=インサイドハーフとも呼ばれます)福岡が攻撃時も庄司をサポートする位置でプレーし庄司にボールが集まる様になってきました。

好調下坂!サンガに勝利!

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それならば最初からダブルボランチにしようぜとサンガは後半立ち上がりから中盤の並びを変更します。福岡をボランチ位置に下げて庄司をサポート。小屋松→仙頭に代えトップ下に配置します。

このシステム変更は効きました。強度低下によりゼルビアがコンパクトネスを保てない中、セカンドボール回収役、パス役を担う事でサイドアタック時にレンゾ・ロペスをゴール前に張らせる事が可能になりました。

ゼルビアは中盤の守備で数的優位を作れません。また、サンガのサイドチェンジによるスライド対応で体力を消費します。53分には足に違和感があったと言う大谷に代えて深津を投入します。ハムストリングっぽいので大事に至らなければ良いのですが…。

ゼルビアはサンガのシステム変更に苦戦するものの、あくまでもコンパクトスタイルは徹底します。何故か?他に対等に戦えるプランを持ち合わせていないからです。もう俺たちには 圧縮サッカーしか見えねえーー

とか酔いしれてしまうとやられてしまう訳で…

70分、サンガのビルドアップからの縦パスを仙頭がフリックで送ったんだかスカしたんだか微妙ですが絶妙に裏へと抜け出したレンゾ・ロペスに決められてしまいました。

総評で書きましたがゼルビアが上へ行くために厳しい言い方をすれば孝司のチェックは甘かったですね。しかし非常に疲れている時間帯、仕方ないとも思います。その前の福井のパス出しの判断はイタリア的な目線で言えばNGです。勝っているチームがどうして攻め急ぐ?もっとゆっくり選手が押しあがってからパス出せよと。こうなる時間帯だぞと。その後の飛び出しとか素晴らしいのでチームを落ち着かせることを覚えてくれい!

追い付かれたゼルビア。非常にマズイ。何故なら今節は攻撃的な交代カードが無い!84分、選んだカードは土岐田。疲労の見える中盤を活性化させる狙いですが、どちらかと言うと守備の人。さて困った…

困った…

困った…

困ったときのセットプレー!!!!

全町田よ 平戸に祈れ🙏✨

全鹿島よ 平戸に祈れ🙏✨

全福岡よ 下坂に祈れ🙏✨

孝司も疲労と痛みを抱えながら良くCK獲得してくれました。誕生日おめでとう!下坂は空中戦スキル結構高いですから、167cmの湯澤に対して質が上回っていました。いや良くぞ決めた!

歓喜するゼルビスタ。残りの時間は土居→土岐田、そしてアディショナルタイムに孝司→ハンジェ(森村をFWに移す)の交代。そして鹿島るでクローズ。土居と下坂、今後のゼルビアに必要な2人のゴールでなんとか勝つ事が出来ました!

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最後に今節の解説してくれた安永聡太郎さん。私のブログに書きたいネタをほとんど奪ってくれてありがとう(;´д`)

選手・スタッフの皆さん。ファン・サポーターの皆さん。今節もお疲れ様でした。次のレノファ山口戦は延期となりましたので、ゼルビアを分析した記事を書きたいと思います。今回はここまで。次の記事でお会いしましょう⭐️それでは‼️

 

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