TanaLifeの町田ゼルビアブログ

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前半先制がカギ 町田ゼルビアに十分勝機アリ! vs名古屋グランパス (2017 第14節プレビュー)

明日は平日の水曜日だがJ2ではナイトゲームが開催される。町田ゼルビアはアウェイの地で名古屋グランパスエイトと対戦する。オリジナル10と呼ばれ、財政的にも恵まれリーグ優勝経験もある名門クラブであるが今年はJ2が戦いの舞台である。

このようなクラブが降格する理由はほぼフロントの無能さが原因で、素人同然もしくは全くスタイルが異なる監督を連れてきたときに必然として起こる。今まで何チームもそのような事象があるにも関わらず同じことが繰り返される。

グラサポはさぞ不満なシーズンだったであろう。グランパスは1年でのJ1復帰を目指すため、名将の仲間入りを果たした風間八宏を監督に招き、佐藤寿人玉田圭司など実績のある選手を大量に獲得した。ほぼゼロベースなチーム構築である。当然スロースタートなシーズンを迎えている。その流れは昨シーズンのエスパルスの様な感じがある。

現在の順位は6位。13試合で既に3敗。不安定な状況である今ならゼルビアにも勝機があると見た。グランパスは基本的に3-4-1-2の布陣を敷く。キープレイヤーは玉田圭司だ。グランパスは玉田を起点に全体で押し込んでくる。FWとトップ下をこなす非凡なセンスは今も健在。FKもある。至る所に顔を出すためマークの受け渡しが重要なポイントであり、ハンジェの統率力が鍵を握るだろう。

またグランパスは左サイドから攻撃を仕掛ける傾向がある模様。LWB和泉(永井龍)に対し主導権を取れるであろうか?ゴールキックを戸島に当ててこちらのラインを押し上げたい。

グランパスの攻撃陣はJ1でも通用するだろう。しかし守備はまだ不安定だ。そもそも降格した原因は失点の増加だったが、まだ改善はされていない。まずボランチがパス回しでミスをする。ゼルビア得意のハイプレスは効果的であろう。守備ラインはカウンターを警戒してか割と低い位置まで下がりやすい。前半はセカンドボールの奪取が可能と思われる。ゼルビアが押し込む形で前半に先制点を奪いたい。そのためには楢崎を打ち破る正確なシュート精度も必要だ。

グランパスは1失点なら良しと考えるかもしれない。ゼルビアは後半に必ずバテるからだ。しかしグランパスもお互い様である。後半の失点が多いチームであり、スタミナは無く守備が破綻しやすい。ゼルビアは攻撃では前半から裕希や眞紀人がハチャメチャにかき回し、戸島が(何故かサイドで)高さで圧倒し、ヤザーが変態キープを魅せつけるのだ。グランパスの若手選手は対応に追われて疲弊するだろう。ベテラン選手もハイプレスの対応で疲弊するはず。その状況を統率できる選手はいるのか?いないと思う。スタミナ切れの相手には交代出場の吉濱や重松がトドメを刺してくれるはずだ。いくら名将ヤッヒーと言えども様々なスタイルのチームに対応するのは困難。初見殺し。今回はゼルビアが勝利だ!そう思うと名古屋に行きたくなってきたけど僕とタオルマフラーは残念ながら予算オーバー。ひつまぶし、きしめん、その他諸々断念した(涙)参戦するゼルビスタさん、必ず勝機があるはずなので応援よろしくお願いします!さあまずは1勝だ! (続く→)