2017 第27節 大分トリニータ vs 町田ゼルビア プレビュー
両公式サイトより
J2第27節。8/11(金) 19時にアウェイにて行われる町田ゼルビアの対戦相手は大分トリニータです。今年3回目の対戦となります。リーグ前半戦は引き分けでした。天皇杯では負けてしまいましたが、怪我から復帰した選手の調整不足からなるものでした。両チームとも決着を付けたいと燃えています。
その時のブログはこちらです。
蛇足ですが僕のタオルマフラーは勇者の冒険はひとまず終わりましたが、最強を目指し修羅の道を歩んでおります。
トリニータは流動的2トップの可能性あり
選手は前節のスタメンです
トリニータは前節の横浜FC戦で2トップを試している様です。キャラ不在もあってか堅固な相手から2得点を挙げ勝利しています。今節も試すかもしれません。
ボランチの川西が攻撃的MFの位置に上がっていて、得点力のある後藤をトップに移している模様です。試合中に従来の3-4-2-1に変更可能な流動的なフォーメーションですね。FW林容平が欠場しているため起点を増やして前線に運ぶのが狙いとも思えます。
また湘南にいたシキーニョが加入しています。早くて上手いサイドアタッカーの印象を受けたので気を付けたいところです。DF竹内が累積警告で出場停止となり坂井達弥が起用されると思われます。
一方ゼルビアは2試合出場停止の深津(8/10誕生日おめでとうございます!)が戻ってくるはずです。怜大は今節も出場停止です。前節の後半から復帰したマグは練習レポートの写真を見るとマスクマンマグになっており顔面を負傷した模様でメンバー入りは微妙でしょうか。孝司が今節もメンバー入りするか気になりますね。
厳しい暑さ ハイプレスを仕掛けられるか
※以下のデータはFootball LAB より引用
トリニータの前説までのサマリーです。攻撃回数、被攻撃回数がともに少ないのが特徴的です。しっかりと守りロングパスで素早く前に運んできます。また前線のプレスも激しく迂闊なミスは命取りです。続いて前節のスタメンのデータです。
MFの川西と鈴木惇の守備グラフが高いですね。ここを突破できないと勝利は厳しいです。山岸&シキーニョと松本の両サイドとの対決は注目です。サイドチェンジに対してきっちりスライドして対応しなくてはなりません。
一方ゼルビアの前節スタメンのデータは以下となります。
MFの守備グラフがスッカスカです…。アビスパにハイプレスを仕掛けられずロングパスでウェリントンに当てられてこちらの中盤の守備は機能していませんでした。攻撃グラフは尻すぼみな感じですね。ボランチがボールを前線でキープできないので、低い位置から運ぶのに苦労して裕希にチャンスを与えられませんでした。
今節もアビスパ戦と同様、ロングパスで押し込まれる場面があるでしょう。トリニータが2トップで来るならばサイドチェンジされた後のマークのズレには要注意で、まずしっかりと守れる事が勝利への前提となると思われます。
そして勝つためのポイントはハイプレスでしょうか。スローインを含めたトリニータの自陣深くでのプレーにおいて、ロングパスを出すタイミングを伺い安易なパス回しをする事があるので積極的に狙いショートカウンターから得点を奪いたいです。ヤザワールドで竹内不在のトリニータ守備陣を混乱させることができれば十分勝ちを狙えると思います。
ボランチ陣のパフォーマンスがカギ。この2トップが見たい! (公式サイトより)
九州地方は厳しい暑さとなる様なので全体的にハードワークが求められるゼルビアが不利かもしれません。しかしトリニータが入替戦のリベンジを果たすと盛り上げている中、ゼルビアも逃げる訳にはいきません。気持ちが強い方が勝利を掴むでしょう!最後に笑うのはもちろんゼルビア!さあまずはアウェイで1勝しましょう!! (続く→)