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FC岐阜 0-2 町田ゼルビア ファンタジスタ (2017 第24節)

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公式サイトより

(←プレビューへ) 2017 J2第24節。FC岐阜×町田ゼルビアの戦いは0-2でアウェイのゼルビアが勝利しました!水戸に続いて岐阜にもリベンジを果たしましたね。4連勝は大きいですね。そして夏場でも勝てているところが素晴らしいです♪

裕希不在 平戸がリーグ初のスタメン出場

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ゼルビアは前節の水戸戦で負傷した裕希の代わりに戸高をFWに配置し、右SHには好調の平戸をスタメン起用しました。サブには負傷から復帰の戸島のほか、ジョセフが久しぶりにメンバー入りしています。一方の岐阜はシシーニョがスタメンに戻ってきました。大本は今節も右WGに配置されています。

試合2時間前のメンバー発表のときにヤザーと戸高がFW登録となっていたのでゼルビア4-3-3あるのか?って思いましたよね。こんな感じの。

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庄司封じで平戸にマークさせるのかな?でも相馬監督はブレない監督なので4-4-2だろうなーと思いつつ、どんな布陣なのかワクワクしてました。試合は最初のフォーメーション図の通り、どちらのチームも得意な布陣で臨みました。そして結果的には相馬監督の采配が的中します。

結果を一変させたファンタジックプレー

結果こそ出ませんが大木サッカーは岐阜に浸透しつつあります。パス回しをエサに相手を集めWGの突破からゴールを狙うスタイルの攻撃に、序盤からゼルビアは劣勢な展開となりました。なかなかボールを前線に運ぶことすらできませんでしたが、前半13分にゼルビアが一瞬の隙を突きます。

ヤザーが胸トラップから前方にロングパスを出し、抜けたボールを戸高がGKビクトルより先に拾い、ビクトルを交わして無人のゴールへシュートし先制します!戸高の見事な交わしですが、ヤザーのプレーがファンタジックだったと言わせてください。

解説で元町田と岐阜の監督である戸塚哲也さんは苦しまぎれのパスと言ってました。

しかしヤザーは左サイドの変態級ベテランプレーヤーです!岐阜の右SBは俺に釣られるだろうからちょっと奥に出せば抜けるだろうなーってイメージをとっさに閃いてですね!!自陣方向を向いているにも関わらずですよ!!!胸トラップからノールックでダイレクトなピンポイントのロングパスを出しちゃう訳ですよ!!!!

ハンパねぇ!!!!! :(;゙゚'ω゚'):

大木監督の試合後コメントでも、そんなにやられるとは思わないところからの失点と言っています。まさかそんなプレーしちゃうの!?と言うヤザワールド全開のファンタジックプレーでゼルビアが少ないチャンスから先制しました。岐阜に与えた心理的ダメージは大きかったと思います。

前半2点目!耐えてからの平戸爆発!

早い時間帯の得点ということで両チームとも引き続き自分たちのスタイルを継続しました。1回ゼルビアにFKからチャンスがあったものの、状況は再び岐阜優勢の展開です。ゼルビアは髙原の好セーブをはじめ最後のところで岐阜の攻撃をはね返し、シンプルなクリアで相手の波状攻撃を防ぎました。岐阜の最後の精度の低さにも助けられました。

ゼルビアは我慢しながらも前線でプレッシャーをかける姿勢は持ち続けました。魂のこもった守備が前半40分に岐阜のミスを誘いました。

最終ラインでパスを回していた岐阜の福村と庄司の距離が近過ぎてパスが乱れゼルビアがショートカウンターを開始。岐阜の陣形は攻撃陣と守備陣で2つに分断した状況。吉田からパスを受けた右サイドの平戸がボックス付近で1対1を仕掛けます。

平戸はさすが鹿島ユース出身です。この状況で最も効果的なプレーである中央へのカットインを選択しました。SB福村は焦っているので縦に抜かれないための位置取りをしています。しかし縦突破はクロスかコースが限定されたシュートとなるため守り易く、逆に中央への進入はシュートのコースが限定できません。DFはカバーに行かざるを得ずマークはずれるためフリーになる選手が出るし、シュートが防ぎきれずこのゴールの様にボールが当たってゴールに吸い込まれるのであります。ボックスの横付近で優先して防ぐべきはカットインだぜ!と平戸はゴールで示してくれました。

デキる男 平戸太貴!最後は気持ちでリーグ初ゴールを決めました。天皇杯2回戦での敗北以降、平戸は成長著しいですね。鹿島から貰い受けるのは諦めました。こうなったらどんどん進化させちゃって鹿島で、そして東京オリンピックで活躍してもらいましょう!

後半も耐え凌ぎ3試合連続の完封勝利

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ゼルビア戦士は全力を尽くし完封勝利を得た (公式サイトより)

岐阜は後半立ち上がりから風間を右WGとして投入し、大本を右SBに移して勝負を仕掛けます。ゼルビアは前半よりはシュートまで運べるシーンが増えましたが、やはり岐阜が攻め続けます。

途中、深津が警告を貰い、2回目の累積警告による次節から2試合の出場停止となったり、髙原がゴールを空けちゃって危うく失点しそうになる場面があったものの、吉田の懸命なハードワークに引っ張られたかゼルビアは岐阜の攻撃を冷静に跳ね返します。

後半25分にヤザー→遠藤と交代し古巣対戦を果たし、後半39分には吉田→戸島の交代。サイドハーフに入り遠藤をFWに移します。裕大や平戸は足がつっていましたがそれでも全力で岐阜の攻撃を防ぎました。

交代出場の遠藤は吉田のハードワークを引き継ぎハイプレスを敢行します。その結果、苛立っていた庄司は接触プレーの報復行為で退場となります。僕のタオルマフラーは言いました。ストイックな庄司のことだ。不満が爆発したのだろう。しかし次のザスパ戦は出場停止となる。冷静であるべきだったと。

最後はペナルティーエリア外のシュートにはめっぽう強い髙原のスーパーセーブと、森村→ハンジェの投入で完封勝利しました!選手たちは厳しい暑さの中、そして我慢が続く状況で本当に良く頑張ってくれました!夏場に3試合連続完封勝利はスゴいですね!!この4連勝、成長著しい選手たちは是非自信としてほしいです。それにしても岐阜にダブルを喰らわなくて本当に良かった。大木サッカーは来シーズン必ず進化してくるはずですからね。実に見応えのあるゲームでした。また来年も戦いましょう!

 

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