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水戸ホーリーホック 0-1 町田ゼルビア ワンプレーに全ての力を! (2018 第7節)

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フォトギャラリー:明治安田生命J2リーグ第7節vs水戸ホーリーホック | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

2018 J2第7節。水戸ホーリーホック×町田ゼルビアの戦いは0-1で虎の子1点を守り抜いたゼルビアが勝利しました。

資金や環境に苦労している両チーム。その苦しみを分かっている方々は今年の健闘を称え試合前よりリスペクトを表現します。

そして昨年楽しい煽りが板に付いてきた水戸ちゃんは、今年はやらないのかな?と思わせておいてエイプリルフールを最大限に利用してゼルビアサポに一泡吹かせます。

(2つ目は手違いだなw) 町田にとって最高の煽りおもてなし🤣実際にこれが煽りなのか手違いなのか…。信じるか信じないかはあなた次第です!

第7節はこんな記事も書いています。良かったらご覧ください。

1.トピック 2.他ブロガーさんの見識 3.分析 マッチレビュー

酒井、ロメロ スタメン復帰

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システムは予想通りお互い4-4-2でした。ホーリーホックはツートップにジェフェルソン・バイアーノ(以下JB)と岸本を起用です。右SHには黒川が戻ってきています。スピードのあるFW齋藤恵太がスタメンで無いのはゼルビアとしてはひとまず安心でした。右SBに佐藤が入り、伊藤槙人が本職のCBに戻っています。

一方のゼルビアはまず山雅戦、金沢戦で素晴らしいプレーを見せた酒井がスタメンに復帰しました。位置は右側のCBです。これによりスピードに不安のある深津と大谷のカバーが可能となります。深津は左側のCBに移りました。また、CHにはロメロが復帰です。

前節のゼルビアのメンバーからの変更は以上で、僕のタオルマフラーとしては若干不満気味で青くなっていました。杉森めっちゃ活躍したのに…。杉森をスタメン起用しない理由について、ホーリーホック戦の結果から少し思いつくことがあったので後述したいと思います。

一瞬に全てを賭ける!連続セットプレーでゼルビア先制!

試合は開始6分のゼルビアのCKで酒井、大谷、中村、深津の密集部隊が見事に相手マークを引き連れて、平戸の素晴らしいクロスを3人目の動き出しをした中村祐也がバックステップで相手を交わしてゴールを決めました!

祐也は「練習している形で点が取れた」と試合後にコメントしており、狙い通りだったことが分かります。トレーニングで鍛えたその連携プレーはまさにジェットストリームアタック!!

いやガンダムには破られるんですけどw 水戸ンダムへの効果は絶大でした!オルテガ祐也は昨年は怪我でコンディションが整わずノーゴールでしたが、実に1年半ぶりのゴールだったみたいです。

168cmと上背こそありませんが、ゴールを積み重ねた2016年は何度かセットプレーから決めて驚いたのを思い出しました。今年の祐也にはその時の得点力の復活とヤザーの穴を埋める左サイドでのボールキープと前進を期待したいです。

その後の試合展開からすれば、ホーリーホック側からすれば悔やまれる失点でした。長谷部監督のコメントがこの試合の総括そのものだと思います。

90分というよりはコーナーキックの守備の部分で一回マークが剥がれて、そこで点を入れられてしまいました。それだけに尽きる。その他は内容に乏しい試合でした。

後半は少しボールを動かすことができて、チャンスを作りながら狙いどおりにいった場面もありましたが、得点につながってないので、最後まで狙いどおりとはいきませんでした。そのあたりの質はこれからも継続して今まで以上に高めていかなければいけないと感じました

J2リーグ第7節 | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

しかし覚えておいてください。町田ゼルビアは試合内容でなくその1回のチャンスに全てを賭けるチームです。この得点での連続セットプレーの前の場面。

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深津が空中戦にちゃんと勝ってますし、

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セカンドボール回収のために前のめりになったホーリーホックの裏を付いて戸高がカウンターを仕掛けて、

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裕希が大外に開いてボールを受けて、平戸がSBとCBの間「ハーフスペース」を狙っています。(ボール少し弱かったけど)

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平戸カットインを防がれるもセカンドボール回収(本当はシュートチャンスのあった祐也に出して欲しかったのですが)。この素早い攻撃でホーリーホックは自陣深くまで後退しなければならず、焦りから岸本が不用意なファウルをしてしまい、FK→CK、そして再びCKとなり素晴らしい連携のゴールが決まりました。

90分からすればたったワンプレーかも知れませんが、得点までの流れはゼルビアの本質が凝縮されています。

ゼルビアは「これからも質を高めていく」チームには一度は勝ちます。この試合は長谷部監督への初見殺しをさせていただきました。(2016年監督代行は確かゼルビア2戦目より後だったはず。)

ゼルビアに欠かせない存在となる酒井やロメロの活躍

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フォトギャラリー:明治安田生命J2リーグ第7節vs水戸ホーリーホック | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

この後のゼルビアはホーリーホックの風を利用して裏を狙う攻撃に何度か手を焼きましたが、スピードのある酒井のカバーリングでピンチを凌ぎました。酒井でなければ大量失点していただろうと思います。ありがとう酒井ちゃん!

その一方で大谷のキレの無さが気になりました。試合の立ち上がりは上下に動き回っていましたが戻りが遅くなっていました。またハイライトにもありますが35分の自陣ペナルティエリア付近での岸本とのマッチアップで何も無い所でよろけてピンチを迎えるシーン。このようなよろめき方は疲労している時に見られると思います。前節までの連戦の疲労が抜けていないのだと思いました。

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フォトギャラリー:明治安田生命J2リーグ第7節vs水戸ホーリーホック | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

51分、最大のピンチだった場面でもスライド対応が遅れていました。JBのシュートがポストに当たって本当に助かりました。それでも頑張る大谷。酒井を始め守備陣全員でカバーし合い足を攣って交代するまで見事に守りきりました。奥山も疲れが見えていましたがサイドに流れてきたJB相手に健闘していたと思います。みんな良く頑張った!!

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フォトギャラリー:明治安田生命J2リーグ第7節vs水戸ホーリーホック | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

攻撃面ではやはりロメロのキープ力や起点となる動きはゼルビアでずば抜けていて、他の選手ならボールを奪われたりロストする場面でもしっかりと繋がる活躍は素晴らしい。このようなCHを本当に待ち望んでいました。

ビッグチャンスは作れないもののホーリーホックの特徴であるプレッシングは、ゼルビアのコンパクトサッカーと強風により無効化することができ、スペースを狙う作戦は相手の質に問題が有りゼルビアは後半20分を過ぎても何とか無失点で試合を運べていました。

相馬監督は交代を駆使して逃げ切りを図ります。68分にドリアンを投入し高さを活用し、84分疲労から足が攣った大谷に代わり小島を投入。アディショナルタイムにロメロを藤井と変えてFW宮本を抑えるアンカー役として起用して見事に勝利しました!いや苦しい内容だっただけにアウェイで上位対決を制したのは大きく何よりもすごく嬉しいです!

なぜ杉森がスタメンでないのか考えてみた

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フォトギャラリー:明治安田生命J2リーグ第6節vsツエーゲン金沢 | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

さてこの試合ですが、ツエーゲン戦の攻撃陣の出来から僕は杉森がスタメン起用されるだろうと期待していたのですが、残念ながらサブメンバーでした。試合も逃げ切りを図るため、高さに勝る選手を優先させ、また疲れの見える選手を代える采配だったので途中出場も有りませんでした。

なぜゼルビアで最も優れた突破力を見せる杉森がスタメン起用ではないのか?始めは守備面が要因なのかと思いましたが、このゲームの攻撃陣を見ていて思いました。

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フォトギャラリー:明治安田生命J2リーグ第7節vs水戸ホーリーホック | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

裕希→攻守において必要不可欠な万能FW。間の取り方やクロス精度も高いゼルビアの得点源で真のエース。

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フォトギャラリー:明治安田生命J2リーグ第7節vs水戸ホーリーホック | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

平戸→プレースキックという絶対的な優位性を持ち、運動量も豊富。

この2人は現在不動のメンバーとも言えます。戸高や祐也とは互角以上の能力が杉森にはあると思っていましたが、ゼルビアの特徴を踏まえると変えづらいポイントが有りました。

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フォトギャラリー:明治安田生命J2リーグ第7節vs水戸ホーリーホック | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

祐也→この試合で見せた通りセットプレーからの得点が期待できる。ゼルビアがセットプレーに重きを置くため、祐也の優先順位が高い。近いうちに鈴木孝司もポジション争いに戻ってくるだろう。

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フォトギャラリー:明治安田生命J2リーグ第7節vs水戸ホーリーホック | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

戸高→似たようなプレースタイルだが、両利きであるのがポイント。やはり重きを置くセットプレーで平戸とショートコーナーを仕掛ける事ができるのが大きい。もしショートコーナー役に左でも蹴る事が可能なロメロを配置すると、セカンドボール回収役を変えなければならず、それは避けたい。杉森は左足の精度かセカンドボール回収の技術で優位性を見せなければならず不利と思われる。

ここまで11点中7点がセットプレーからの得点であるゼルビア。以上のポイントでなかなかスタメンとなれないのかもと思いました。しかし杉森は持ち前の突破力に磨きをかけて、他のメンバーの優位性を上回れば良い。その成長に期待したいです。

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フォトギャラリー:明治安田生命J2リーグ第3節vsヴァンフォーレ甲府 | FC町田ゼルビア オフィシャルサイト

今でこそ不動のメンバーとなった平戸も昨年の前半戦は出場機会が少なかったですし、天皇杯での出場チャンスもあまり活躍できていませんでした。そこで危機感を覚えて必死になりワンプレーに全力を注ぎ今に至っています。杉森は前半戦から出場していますし、必死にアピールしているのでもう少ししたら大活躍を見せてくれると思います。頑張れ杉森!!

追伸。今年のゼルビアの2ndユニはカッコイイので杉森ファンの皆さまは購入をおススメします~(^^♪

www.zelvia.co.jp

なぜブログカードはGK2ndの画像なんじゃー!(;ω;)

選手・スタッフの皆さん。ファン・サポーターの皆さん。今節もお疲れ様でした。お次はホームでのロアッソ戦ですね。アルビレックス相手に完勝していますがビビる訳にはいきません!ホームなので勝利目指して応援しましょう!今回はここまで。次のプレビューでお会いしましょう。それでは!⭐️

 

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